お疲れサーマント

黄巾族さん向けに書いています

頭の病気 タブン ヘヴン タウン

私は肉豆腐が好きである。

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[初恋なのサ]

 

私は肉豆腐を好んで食べる。

 

酒がすすみ、体は温まるので日本人にピッタリの食べ物じゃあないか!と感動する。

 

しかし、食べ物の好さとは味だけでは決まらないというのが当方の主張である。

 

 

むかし、血気盛んな腹ペコ男子高校生に料理の見た目が如何に肝心かということを夕餉前懇々切々と語ったところ

 

「唐揚げに勝るものはない!」と気でも触れたかのように絶叫しながら家を飛び出してしまった。

 

数分後、彼は唐揚げ棒をもってご満悦顔で帰ってきた。

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唐揚げはウマそうな匂いをプンプンと振りまいていたので夕飯の一員に加わったのだが、

 

やはり見た目のバランスを損なってしまい、私はどうにもそれが許せなかった。

 

「いただきます」と

 

私は真っ先に唐揚げの乗った皿を睨む。

 

食卓の安穏を取り戻す為には早くこの邪魔者を始末しなくてはならないと思い、唐揚げを自身の皿に取る。レモンを絞る隙など与えない。

 

一口唐揚げを齧るととニンニク醤油の香りが脳天まで突き抜けて・・・

 

唐揚げウマーい!!

 

 

以上のように私の主張に反し

 

味だけで私の考えを180度ねじ曲げる唐揚げのような最強フードもあるが

 

これは例外中の例外で

 

やはり、味見た目ともに調和のとれた和食やフレンチが素敵だと思うし

 

お弁当も彩りを重視すべきだろう。

 

この感性は女性の好みを聞かれた時に

 

見た目だけが女性の全てじゃないよ、と答える

 

そういうなんか面倒くさい部分が食の好みにも出てしまったのかもしれない。

 

 

一方で唐揚げが好きというのは普遍的なもので

 

普段は水川あさみさんがタイプだ、と言っているが

 

橋本環奈さんとかエマ・ワトソンさんは無条件にええやんけと思うようなそんな感覚通ずるものがある。

 

橋本環奈は唐揚げなのだろうか。

 

唐揚げに関しては、そういう議論の埒外にあると思っている。

 

肉豆腐の話より唐揚げの話をしている気がする。

 

というかなんの話をしてるのかわからん

 

 

[病巣]

  

今日は昼頃にわか雨が激しく振り出したので、雨宿りも兼ねてすぐ近くの和食レストランに駆け込んだ。

 

そこで肉豆腐を食べたからこんなことを書いているのだけれど

 

今まで、誰にも言ったことがないし今日初めて思ったことなのだけれど

 

私は肉豆腐が好きなのである。

 

特に、火にかけられている肉豆腐が好きだ。

 

肉豆腐がぐつぐつしていると、そこには何かしらストーリーがあるように感じられるのである。

 

 

 

 

 

豆腐(A)が熱々の味噌汁に浸かりながら男(便宜上浩介と呼ぶ)に食べられるのをぷるぷる震えて待っている。

 

浩介はその様子を見て、先によそった豆腐(B)を急いで掻き込んだ。

 

 

豆腐(A)(莉子と呼ぶ)は震えていた。

 

莉子は浩介に見初められる時がくるのか、はたまた見向きもされずに豆腐としての価値が無くなりこの世を去るのか、自分の行く末を考えると情けなくて仕方がなかった。

 

私って魅力ないのかな

 

浩介さんのところに行くのは、火当たりの良い場所にいた元気な子(豆腐)ばかり

 

でも自分でアピールするのは怖いし、恥ずかしくて出来ないな

 

やっぱり震えてばかりで自信無さそうな私には興味がないのかな

 

青い固形物に灯った炎はいまにも融けてなくなってしまいそうだ。

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一方、浩介は据え膳豆腐(B子)のことではなく、莉子のことが気になる。

 

本当ははじめから、鍋の奥で緊張してぷるぷるしている肌の真っ白な彼女を一目見たときに良いな、と思っていた。

 

だけど自分にアピールしてくれる子(豆腐)を無下にはできない優柔さと意気地の無さが俺の悪いところで、

 

彼女を見て見ないふりをしていたのだ。

 

このまま炎が消えてしまったら

 

彼女はだんだん窶れていって、綺麗な白肌が味噌の色に染まっていって、誰も信じられないくらい心も冷え切ってしまって。

 

そんな彼女の姿は見たくないな

 

きっと後悔するんだろうな、と浩介は腹を据え

 

B子に箸で丁寧にバツ印を付け、腹へ流し込んだ。

 

 

 

これから意を決して、浩介が莉子に告白をするシーンがあるのですが手前で

 

ちょうど肉豆腐を食べ終わってしまったので妄想を終えました。

 

このように肉豆腐を食べるというのは、ラブコメにも等しいドラマティックな出来事だと思うんですよね。

 

肉豆腐のこういうところが好きです。

 

 

今回何が言いたかったかというと

 

橋本環奈は唐揚げだということと

 

女性は味噌路が一番素敵な年頃っていうのには共感だぜってことです。